ちょっとした備忘録

【osx86】ThinkPad X220にEl Capitanをインストールする(インストールUSB作成編)

最近ジャンク屋で購入したX220で、OS X 10.11 El Capitanが動作する夢を見ましたので、記録を残しておきます。

※あくまでも夢の話です

 

OS X 10.10(Yosemite)以前のOS Xが動作する環境が必要です。ここではOS X 10.9(Mavericks)を使っています。

AppStoreより、El Capitanをダウンロードします。

f:id:ymdtr519:20160614185925p:plain

ダウンロードが終了したらアップデートせずにそのまま終了して下さい。

f:id:ymdtr519:20160614190057p:plain

USBメモリ(16GB以上を推奨)を用意して、これをインストールUSBにしていきます。

USBメモリをフォーマットします。

f:id:ymdtr519:20160614190514p:plain

「オプション」ボタンを押して、GUIDパーティションテーブルを選択し、「OK」ボタンをクリックします。

f:id:ymdtr519:20160614190738p:plain

「適用」を押したら確認ダイアログが出てきますので、「パーティション」をクリックします。

f:id:ymdtr519:20160614190847p:plain

 

「UniBeast」という、インストールUSBを作成するソフトを使います。

下記のサイトから、UniBeastをダウンロードして下さい。(会員登録が必要となります)

www.tonymacx86.com

UniBeastのガイドに従って、インストールUSBメモリを作成します。

ここで作成したインストールUSBメモリをそのままX220に挿して起動しても途中でエラーが出てインストールできません。X220で動作させるためのファイルをインストールUSBに入れてあげる必要があります。

下記のサイトから、「ThinkPad x220 El Capitan Utility and Kext pack.zip」をダウンロードして、解凍します。

www.mediafire.com

このzipファイルを解凍すると出てくるファイルをインストールUSBメモリにセットすればよいのですが、そのためにまずはインストールUSBメモリEFIパーティションをマウントします。

ターミナルを開いて以下のコマンドを入力します。

diskutil list 

接続されているドライブとパーティションの一覧が表示されます。容量とパーティション名を参考にインストールUSBメモリEFIパーティションの識別子を確認します。この例では「disk2s1」です。

f:id:ymdtr519:20160614202619p:plain

インストールUSBメモリEFIパーティションをマウントします。

diskutil mount /dev/[インストールUSBメモリEFIパーティションの識別子]

f:id:ymdtr519:20160614203212p:plain

インストールUSBメモリEFIパーティションがマウントされるとデスクトップ画面に表示されます。

f:id:ymdtr519:20160614203319p:plain

この「EFI」というフォルダに、「ThinkPad x220 El Capitan Utility and Kext pack」の中にある「EFI」フォルダの中身をコピーします。

f:id:ymdtr519:20160621104353p:plain

 

これでインストールUSBメモリの作成は完了です。USBメモリを取り出して下さい。

 

Ubuntuのランチャーアイコンの枠を消す

UbuntuにAmbiance-flat-tealテーマとNumix-circleアイコンを導入してフラットなデスクトップ環境を作りました。

f:id:ymdtr519:20160610040336p:plain

しかし、ランチャーをよく見てみると、ランチャーアイコンの周りに四角い枠のようなものが付いています。

f:id:ymdtr519:20160610040952p:plain

フラットデザインにするのであれば、このようなガラスっぽい感じのデザインは合わないと思いますので、この枠を消します。

枠の画像データは、

/usr/share/unity/icons

というディレクトリの中にある、

launcher_icon_edge_54.svg

というファイルです。

f:id:ymdtr519:20160610040303p:plain

このファイルを、同じ54x54ピクセルの透明な画像に置き換えてやることで、ランチャーアイコンの枠を消すことができます。(ちなみにこのファイルを単に消したり名前を変えたりした場合、Ubuntuが起動時にエラーを吐いて操作できなくなり、リカバリーモードを使わなければ元に戻せないのでご注意下さい)

svgファイルを扱える画像編集ソフトがあればそのソフトを使って54x54ピクセルの透明な画像を作ります。僕の環境ではそのようなソフトがなかったので、以下のサイトを利用しました。

Method Draw

 

svgファイルを作ったら、枠の画像ファイルと置き換えます。root権限が必要なので、端末からファイルを置き換えます。

sudo mv /usr/share/unity/icons/launcher_icon_edge_54.svg /usr/share/unity/icons/~launcher_icon

_edge_54.svg

sudo cp (作成した透明画像のパス) /usr/share/unity/icons/launcher_icon_edge_54.svg

アクセス権限を与えます。

sudo chmod +r /usr/share/unity/icons/launcher_icon_edge_54.svg

 

そして再起動すると、ランチャーアイコンの枠がなくなっています。

f:id:ymdtr519:20160610045308p:plain